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家計管理と資産運用ブログ

米国株・インデックス投信や家計について

ソフトバンクIPOから感じる違和感

昨年の12月19日に国内過去最大規模で新規上場した、ソフトバンクグループの国内通信子会社・ソフトバンク(9434)ですが、IPO後まだ一度も売り出し価格の1500円を超えていません。

もちろん今後この価格を超えてくることはあるかもしれませんし、逆にズルズルと下がる可能性もありますが、それは全体のマーケットの基調やソフトバンクの業績次第なのでどうなっていくかは決まっていませんし、誰にもわかりません。

ところで最近ソフトバンク上場後の報道を見かけますが、それについて違和感を感じています。

当ブログでもソフトバンク上場について簡単に書いていますが、その中で「投資家として優れている孫さんが売り時と感じているから売り出す」と書いているように正直初値ベースではそんなにいい価格は付かないかなと思っていた面はあります。

大型IPOということで様々なところでニュースを目にする機会があり、注目度の高かった日本株投資の一大イベント的な大型案件だったことは確かですが、大前提としてIPOだからと言って必ず価格が上がるというものではありません

大型案件だから上がりやすいとか過去どうだったとかの傾向はあっても、価格が保証されているものではありませんし、IPOといっても買っているのはあくまでも上場株式なので価格変動は常であることを理解していないといけません。

それが理解できなければ投資家としてマーケットに参加しない方がいいと思うんだけど。

そもそもIPOというものが必ず儲かるものならみんな参加しますよね?
世の中には当然、株式投資とは無縁の人々がいて日々真面目に暮らしている方々がいます。

IPOが必ず儲かるものならそういった株式投資が分からない人達は置き去りにされてIPOに参加する投資家だけが裕福になっていってしまうことになります。(そんなものがあれば社会的に放っておかないはず)

これは日本人のマネーリテラシーが低いとよく言われますが、株式というものに対して変な誤解をまだ持っている投資家が多いってことでもあります。

ソフトバンクの上場後のニュースで投資家の怒りの記事を見かけたりしますが、IPOって株式を買うことだし、投資は自己責任が大原則なので怒るのは全くのお門違いだと思いますけどね。

公開価格の設定が高すぎたとかの話があり、発行会社や証券会社が批判されていたりしますが、(自分なりに)価格が高いとか判断できなければそもそも個別株投資に参加しない方がいいと思うのだけれど。

そういう人って売り買いする時はどうやって判断しているのでしょうか?

金融機関が案内してきても要らなければ買わなければいいだけですし。
販売会社も(発行体も)ボランティアじゃありませんから、高くても買う人がいればそりゃ、高い値段を設定しますよね。

個人投資家の比率は市場では年々比率は下がってきていますが、それでも一定の価格形成に影響を与えます。
金融リテラシーの低い国においてはその分歪な価格形成になっている可能性があるもかもしれないですね。




何を信用すればという話になるよね~

賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計」の調査が不適切だった問題が先日のニュースでありました。

この不正は最近から行われているわけではなく、23年前から行われていたみたいです。

その他にも不正があったようで、統計に対する厚労省のずさんな対応が浮き彫りになっています。

そもそも国の統計なのでこの数値を基に雇用保険の失業給付や労災保険などの支給が行われていますし、この数値を基にアナリストがレポートを作ることがあります。

厚労省側としては「統計分野ではほとんどが抽出するというやり方だった。実務レベルで淡々と行われていて、統計上(賃金額などを)改竄(かいざん)するという意図はなかった」という説明をしていますが実際のとこはどうだか。

ミスだったとしても国が出す数値なのでそもそも国際的な信頼度の低下につながりますし、他の統計も信用できないのではという問題になりますので、間違っていましたでは済まない出来事です。

23年前から行われていたので、人手不足や待遇悪化が問題ではないのでしょうけど、数値をチェックする仕組みがなかったのか不思議なところです。(民間だったら済まされないと思いますが・・・)

社会人になって働き始めてから気づいたことのひとつによくこれで社会がまわっているなぁと感じる部分があります。
大事なところを人力に頼っていたり、社会の根幹を担うようなところが案外脆かったり。

そんなわけで「円」だけの集中投資は怖かったりするので、米ドル建ての資産運用を行ってたりします。


新たな取引所が創設!!影響は・・・?

米国で金融9社が新たな証券取引所を創設する動きがあるとか→Bloomberg

その9社とはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、チャールズ・シュワブ、シタデル・セキュリティーズ、Eトレード、フィデリティ・インベストメンツ、モルガン・スタンレー、TDアメリトレード、UBS、バーチュ・ファイナンシャルとなっていますが、今後増える可能性もあるみたいです。

取引所と言えば、金融機関の多くは既に私設取引システムを保有していますが、公共の取引所ではインターコンチネンタル・エクスチェンジ(ICE)傘下のNYSE、ナスダックやCBOEグローバル・マーケッツ等がありますが、そもそもトレーダーが欠かすことのできない価格情報などのサービスに取引所が課す料金が高過ぎるとの不満が、証券会社から上がっていたのが今回の動きにつながったようです。

創設の目的に、「競争を高め、運営の透明性を向上させるほか、固定費を一段と引き下げ、米国内の株式トレーディング執行を簡素化させる」ことを目指すということ。

取引所にとっては手数料競争激化につながるので、ICEやナスダック株などの取引所株にとってはマイナスですね。

おそらくプロ向けの取引所かなと想像しますが、いずれにせよ利用する証券会社にとってはメリットでしょうね。将来的に大きくなっていくとゆくゆくは一般投資家にも影響が出るようになるかもしれませんね。

それにしてもコストが高ければ民間で作って競争を促す辺りはさすが米国って感じな話題ですね。

一見、取引所と言えば特殊な事業なのであまりライバルが出てこず競合しないイメージで、日本人的な感覚では「堀」が深そうなビジネスですがその感覚がそのまま通用しないのが米国株の奥深さでもあります。


インカム重視が羨ましい展開に・・・

米国市場もついに弱気相場入り?の様相を呈してきていますね。

隣の芝は青く見えると言いますけど、こうなってくるとキャピタル重視(値上がり益)ではなく、インカム重視(配当)の戦略がよく見えてきます。(もちろん減配されなければですが)

例えば私自身AT&Tを今年の初めに買いましたが、株価はほぼ右肩下がりで11月末の運用成績では-17%ほどとなっています。

ただこれはあくまでも配当を除いた成績なので配当を加えると5%少々の配当がありますので実質-12%ほど。(それでも下がりすぎですが・・・)

AT&Tは先日2%の増配を発表しましたので来年も同じ水準の配当となりますし、連続増配を続けていますので、余程のことがない限り翌年・翌々年も同程度の水準となる可能性が高いです。

それだけの配当があるとさすがに弱気相場と言えどもそうそう株価が下がり続けることは考えにくいので(株価が下がり続けると配当利回りがとんでもないことになります)抵抗線となり、下値はある程度限定的になります。

なので現状これだけの評価損が出ていても例え株価が上がらなくても5年もすれば評価損分はカバーできると思います。
そのようなスタイルなので株価をあまり気にしなくて良くなります。

一方、キャピタルゲイン重視の場合、10%株価が下落した場合そこから10%株価が上昇してもまだマイナスなので下がり始めると苦しい戦いを強いられます。

だけどインカム重視の場合やっぱりそこそこの投資資金(2000万円~3000万円)はないと中々厳しいかな?と思ったりします。


米国株って楽しい

マーケットが下り坂の時に何言ってるの?と言われそうですが、米国株投資って楽しい。(まだ運用成績は散々ですが・・・)

メリットとして企業の増配意欲や市場の成長性、商品の多様性も勿論ありますがそれ以外に些細なところで感じるメリットがあります。

例えば時差の関係で夜のうちに米国市場は動いているので朝起きるのが結構楽しみになり、少し早起きになったりします。
(米国市場の休場や日本の日曜・月曜の朝は米国市場が動いていないのでちょっと残念な気になります)

日中動いていないのは株価を気にしなくて普段の生活を送れるのは自分にとってメリットです。

また世界中の多くの人が知っているような大企業の株主になれ、ちょっとした優越感も味わえるかもしれません。

投資の仕方も人それぞれで何が正解というのもないですし、参加するのも退場するのも個人なら自分次第です。
ポートフォリオをこう弄ろうとか、どの銘柄を買うと配当がどれくらい増えるかとか考えたりするのも楽しいものです。

ちょっとニュースとかで良さそうな企業があれば上場しているかとかその配当利回りとか気にしたり。

プロ並みに財務とか分析するのもありですし、銘柄なんて探さなくてもコカ・コーラやマック等の誰でも知っているような企業を買えばいいですし、今では少額からでも投資できる方法が色々とあるようなのでお小遣い程度からでも投資出来ますので寒い時期に家でも出来る趣味としてピッタリだと思うのですが。(儲かるかもしれないし)

もちろん値下がりのリスクはありますが、それは自分の資金で無理のない程度でやる範囲なら全然問題ないですからね。


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