今月も終わりですので10月の運用成績をまとめました。
今年もあと2か月ほどですが、貯金のほうは当初想定したペースの通りで進捗していますので、来年度からは本格的な投資に入れそうです。
現時点の運用成績ですが、相変わらず会社の確定拠出年金で1つのインデックス投信のみを積み立てています。
1つのみにしているのはいろいろと理由がありまして、まず運用しないのは論外として、バランスファンドにしていないのはトータル的なポートフォリオを考えると簡単にリバランスできないことや商品の切り替えにも通常の売買と違って日数がかかってしまうためです。
それに金額的にも分散するほどの金額が積み立てられているわけではないので今のところ1つの商品で十分だと感じています。
商品をあまり増やしても管理が面倒ですしね。
今月は以下のような状況になっています。円安になっていることもあり、保有商品損益がプラスに転換しています。
今年の初めに大分評価損となったのでその下がりがなければまずまずといったところです。
【10月末時点】
*確定拠出損益
(MSCIコクサイインデックス連動投信):保有商品損益 +1.48% 拠出以来トータル損益 -2.94%
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確定拠出年金をMSCIコクサイ・インデックス投信で積立運用しています。
そこでこの指数を知っておくために少し調べてみました。
そもそもMSCIコクサイ・インデックスとは何かといいますと。日経平均やNYダウなどと同じような(算出の仕方はそれぞれ違いますが)、所謂
「ベンチマーク指数」です。
これはアメリカのMSCI社が提供する外国株式のインデックスで
日本を除く世界の先進国22か国の株式が組み入れられています。
MSCIインデックスの中にも先進国だけでなく新興国の組み合わせのある
MSCI AC World Indexや新興国だけの
MSCI Emerging Markets Index等種類はいろいろと細分化されています。
今回調べたMSCIコクサイ・インデックスはまた浮動株ベースの時価総額加重平均方式で算出されており、組入銘柄の見直しは四半期に一度実施されています。
現在の構成国は米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アイルランド、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、ベルギー、ポルトガル、香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエルとなっています。
時価総額加重平均ベースなのでどうしても
アメリカの割合が高く、全体の半分以上が米国株が占めています。個別の構成銘柄を見ても、NYダウやS&P500指数の上位銘柄がそのまま、MSCIコクサイ指数でも高い比率を占めていますので、米国株と米ドルの動きが基準価格に大きな影響を及ぼします。
ざっとリターンをみてみますと配当込でこの
1年では-5.3%、3年では+7.8%、5年では+19.1%となっています。
NYダウが配当なしですが、この
1年では+12.4%、3年では+6.6%、5年では+10.9%となっているので配当分を考えると若干下回るイメージでしょうか。
基本的には銘柄、通貨、投資国分散がされており、
先進国が成長すれば指数は上昇するという考えで良さそうです。また目先の動きを狙うよりも長期投資向きかと思います。
あとは買い付ける投信かETFかのそれぞれの商品の買い付け手数料と信託報酬や留保額のコストをそれぞれ勘案することと、長期投資の場合はその商品の純資産を確認しておくことが必要ですね。
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JR九州の初値は
3100円でした。予想が2800円程度だったので大きく上回る初値となりました。
相場全体が続伸したことも追い風となったと思います。
上場初日の終値は
2990円でした。そして今日は
2981円で引けています。
今後の動きですが、初物の売りをこなすとそのあとはそれほど売り物は出てこないと思いますのでそこそこいい値を維持しそうな気がします。
年末にかけては株価が強いことが多いのでそんなに心配する必要もないとは思います。
ただ鉄道事業自体はずっと赤字なんですよね。
福岡にマーケットが集中しすぎというのもありますし。
郵政も上場後しばらくは堅調に推移していた記憶がありますので、一過性のお祭りでなければいいのですけど。
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読書の秋・・・
10月は結構読めまして合計7冊です。読んだ主な本は・・・
①
アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書
②
アメリカの高校生が読んでいる投資の教科書
この2冊は前から気になっていたのでこの機会に読んでみました。内容は初心者向けの資産運用の話でとてもわかりやすくかかれていますのでこれから運用をしようと考えている人にはお勧めです。
①と②はほぼ同じような内容でしたので①だけ読めば十分かなと個人的には思います。
③
将軍たちの金庫番 
④
上杉鷹山に学ぶ 財政破綻を救う感動改革!!
それと最近江戸時代の暮らしや当時の財政政策に関心があるので、③と④を読みました。
当時の財政再建の基本は倹約からなのですけど、財政政策としてはデフレを招いてしまうのでそのまま参考にすることはどうかと思いますけど、家計においては参考になるところがいろいろとあるなと感じました。
⑤
リスクを取らないリスク
⑤はある程度投資に詳しい人でも参考になる部分が多い本かなと思います。なぜリスクを取っていくことが必要なのか投資に迷った時に目的を思い出すために読んでおいてよかったと思います。
資産やキャリア形成においてリスクを取らないことは日本においてはこれまでは幸運にも(?)それほど損をすることにつながりませんでしたが、これからはそのようにはいかないであろうことが言及されています。
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先日とある銀行に振り込みに行く用事がありました。
600円をどうしても振り込まなければいけなかったのですが、そこの銀行には口座がもうないと思っていました。
600円の振り込みで216円の振込手数料を払ったので、手数料率高すぎると思っていたのですが。
ふとそこの銀行の通帳が見つかりまして、記帳してみましたところ
50万円程残金がありました。
全く資産の中に入れていなかったので嬉しいボーナスとなりました。
きちんと資産を把握できるように整理しておきなよというお話ではあるのですが・・・
おそらく学生時代のバイトのお給料の振込口座だったのでその分が残っていたのだと思います。
引き続き10万円程は資産に組み入れないで、この銀行口座においておきます。
残りの40万くらいは資産に組み入れてしまって、進捗の遅れ気味の貯金の足しにしようと思います。
それにしてもこの低金利下は極力ATMなどの手数料はかからないようにしないといけません。
普通預金の年率0.01%で考えると税引き前で100万円で100円なので200万円以上の利子分が1回の手数料でなくなってしまうことになりますので本当に勿体ない。
ということで予想外の埋蔵金の発掘となりました。学生時代の自分に感謝!!!
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