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Billionaires' Row

家計管理と資産運用のブログ

北欧の手堅い価値観「ヤンテの掟」とは?

「ヤンテの掟」またはジャンテ・ロウ(Law of Jante)という言葉があります。

これはデンマークの作家 アクセル・サンデモーゼが1933年に発表した小説の中の架空の街の「ヤンテの掟」と言われる住民が守るべき掟の話で、スカンジナビア諸国の人々が持つとされる価値観です。

その掟とは・・・
「自分を特別と思い上がる事なかれ」、「人より善良と思う事なかれ」、「人より賢いと思う事なかれ」、「優秀だと自惚れるなかれ」、「人より知識豊富だと思うなかれ」、「自分以上の人間はいないと思うなかれ」、「何でもできると思うなかれ」、「他人を笑うなかれ」、「他人の優しさに期待するなかれ」、「他人に何か教えられると過信するなかれ」
という10の掟からできています。

(どれも投資の際参考になりそうな掟ですね)

これらの考え方が根強い北欧のデンマークやノルウェーなんかは比較的幸福度が高いといった調査結果を見かけます。

一見経済に対しては障害になりそうな考え方ですが、世界経済が2007年に経済危機に見舞われていたときも、スウェーデンでは大きな経済危機となりませんでした。

借金をしてまで生活に不可欠なレベル以上の住居に住みたいと考える人が少なかったため、住宅バブルにはならなかったということです。

また勢いのある企業が出てきにくいんじゃないかと思ってしまいますが、家具販売店「イケア」や、アパレルメーカー「H&M」等の企業のラインナップは、流行に左右されにくいシンプルなデザイン機能的で面白みがないけれども、良質な製品を適正価格で提供して世界展開しています。

生活はそこまで豊かでなくてもしっかりと地に足のついた考え方をしているので、幸福に感じられる人の割合が高いから幸福度は高くなるのかなと思います。

シンプルライフとかはこの考えに通じる生活スタイルではありますね。

ところで少し気になりましたが、そうなると北欧の個人投資家の人って日本人や欧米人と比べて運用成績はやっぱりいいんでしょうか?機関投資家やトレーダーは欧米ベースの知識で統一されていると思うので差異はないと思うんだけど。

投資対象がそれぞれの人種で違うと思いますが、個人の成績でとなると人種間で違いって出るのかな?
そういう研究結果があったら見てみたい・・・


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